Mistral AIが2026年11月5日にStudioの機能拡張を発表した。マネージドエージェントとアプリを追加した。エージェントはパブリックプレビューであり、アプリの作成は料金プランによって制限される。韓国で利用できるかどうかは明示していない。
本記事はMistral AIの発表文と公式ドキュメントに基づき、2026年11月6日時点で確認した。
Studioにマネージドエージェントとアプリを追加
Mistral AIは、Studioの開発・デプロイ機能を拡張したと発表した。発表文では、マネージドエージェントとアプリの追加を告知した。ワークフローと企業コンテキスト機能も拡張の対象だ。エージェントの可観測性と評価の機能も含まれた。
Le ChonkはMistral Large 4モデルの名称だ。同社はこれをパブリックプレビュー段階のネイティブマルチモーダルモデルとして紹介した。Studioはエージェントとアプリを開発・実行する役割を担う。
公式リリースノートでは、ワークフロービルダーの仕組みを説明した。自然言語で作業を説明すると、実際に動くワークフローに変換するという内容だ。作成・テスト・デプロイはVibeが担うとした。
Mistral AIはStudioのワークフロー、トレース、評価機能を拡充した。AI生成画像
エージェント・ワークフローはパブリックプレビュー、機能別の利用条件を適用
Managed AgentsとAgents SDKはパブリックプレビュー段階だ。Mistral Workflowsもパブリックプレビューとして提供される。公式ドキュメントでは、製品ごとの変更の可能性と利用条件を個別に明示している。
| 機能 | 公開状況または利用条件 | 公式ドキュメントの説明 |
|---|---|---|
| Managed Agents・Agents SDK | パブリックプレビュー | API・動作・制限が変更される可能性あり |
| Mistral Workflows | パブリックプレビュー | 大きな変更は予定していないが、API・機能が変更される可能性は残る |
| エージェント・ワークフローの実行 | Mistralクラウドまたは自前のインフラ | 両方の実行環境に対応 |
| トレース・評価 | Enterpriseグレードの組織専用 | 組織のグレードに応じた制限を適用 |
| アプリ作成 | 料金プランと従量課金の有効化状況によって制限 | Freeおよび従量課金が有効でないPro・Teamでは作成不可 |
Studioのドキュメントによると、トレースと評価はEnterpriseグレードの組織にのみ提供される。エージェントを実行する条件と、トレース・評価を使う条件は区別する必要がある。韓国で登録したりサービスを利用したりできるかどうかは明示されていない。
モデルAPIの料金とアプリ構成の制限を公開
公式API料金表では、Mistral Large 4の入力・出力単価を分けている。以下の料金は2026年11月6日時点で確認した値だ。マネージドエージェント・ワークフロー・アプリの実行にかかる別途の単価は確認できていない。
| 課金項目 | 基準単位 | 公式の表示価格 |
|---|---|---|
| Mistral Large 4入力 | 100万トークン | 0.7ドル |
| Mistral Large 4出力 | 100万トークン | 2.1ドル |
この料金だけでStudioの運用総額を計算することはできない。モデルAPIの利用料とマネージド実行の費用を区別して確認する必要がある。別途の実行単価が確認できていないという事実は、無料であることを意味しない。
アプリ1つのフロントエンドとバックエンドは合計で最大3つだ。マネージドアプリの公式ドキュメントでは、ワーカーをこの制限の対象から除外している。フロントエンドとバックエンドをそれぞれ3つずつ認める条件ではない。
Freeではデプロイコマンドが表示されても、アプリを作成できない。従量課金が有効になっていないPro・Teamにも同じ制限が適用される。コマンドが表示されるかどうかだけで、アプリをデプロイする権限を判断してはならない。